お風呂のリフォーム
お風呂のリフォームは、浴室・システムバス・色・素材・機能性などが選べます。近年、心地よくリラックスできる快適空間を実現する浴室は、疲れを癒す場所として女性だけではなく男性の注目を集めています。
また、ライフスタイルに合わせてバスルームをデザインする発想は、現在のお風呂と浴室のリフォームでは定番になっているほど人気があり、水周りのリフォームでは誰もが嬉しくなる施工箇所の一つでしょう。
お風呂と浴室のリフォームは、サイズの種類や基本性能・デザインのバリエーションを知ることが大切です。例えば、浴槽の「システムバス」だけで判断しないで浴室空間全体のデザインも重要なポイントになります。壁面もタイルからパネルへとチェンジすることで、お手入れも楽になるなど素材の特徴を活かしたリフォームにしましょう。
浴室のリフォーム工事で起こりやすい問題は、ユニットバスの搬出入路の際に浴槽が大きくてドアから入らないために、一度入り口を壊すことがあります。このような場合最初の予算以上の出費が必要になることになりかねないので、お見積もりの際にはキチンと打ち合わせと契約をかわす必要があります。
システムバス
システムバスは、浴槽・床面・壁・天井のパーツを現場で組み立てる一体型の浴室のことです。システムバスの特徴は、施工期間が短く工場生産なので品質や仕上がりはショールームやカタログで見た内容と同じになります。
構造上、保温性や防水性も高く、家の2階などにバスルームを作る場合にも適しているので、浴室の広さに応じたサイズを選びましょう。従来の工法で浴室リフォームする場合はサイズの浴槽を選ぶ事ができますが、システムバスでは浴槽のサイズが160cmと決まっています。
システムバスの特徴に防水性に優れた構造性があげられます。住まいの2階に浴室をリフォームする場合にも最適ですが、その場合は階層用の商品から選び安全性や手入れのしやすさ等の基本性能も視野に入れ、浴室のシステムバスをチェックしましょう。
一般にシステムバスは、バリアフリー使用ですが脱衣所と浴室入り口の段差は、フラットに設計されているモデルでは床面の水はけがよい床は乾きが早く、足の裏が冷たい感触もあまり感じない使用が主流です。
在来工法とユニットバス
浴室は、家の中でも最もリラックスできる場所のひとつです。せっかくリフォームするのなら快適に過ごせる工夫がほしいですね。最近では、ジョットバスやサウナ、テレビなどを備えたタイプも出ていますし、入浴には関係ありませんが、便利な機能として浴室乾燥機を備えたものも出ています。自分のライフスタイルに合わせて選びたいものです。
浴室リフォームの方法には、在来工法にする場合とユニットバスにする場合とに分けられます。
在来工法によるリフォームは、設計図から床、壁、天井そして浴槽を施工していきます。それぞれ自分の好みを繁栄させることが可能で自由度は高いといえます。
工事期間は、およそ1ヶ月程度と長くなりますし、浴室を従来より広くとる場合は、壁を取り払ったりしなければならず、またその場合構造上の強度などにも配慮する必要があります。
ユニットバスの場合は、あらかじめ工場でつくられた浴槽や換気設備、給排水管、電気設備など浴室に必要な設備が備わっているため工期はおよそ1週間程度と短くてすむ場合がほとんどです。また、全てがワンセットになっているため、防水性や断熱性も高いと言えるでしょう。