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リフォーム費用の相場は

リフォームをする際には、事前に実際の相場を調べておくことが重要です。勿論、広さや何を使うかによって、また何処をどのようにリフォームするのかによって、その価格は大きく異なってくるので一概にいくらという価格はありませんが、「おおよそ」の価格は事前に調べておいた方が良いでしょう。
インターネットや雑誌等で調べれば、施工例と共に価格も表示されている場合もありますので、参考にするとよいでしょう。ショールームにも足を運んで、どのくらいの価格かをチェックしたり、リフォームした友人に話を聞いてみて参考にするのもいいでしょう。

最終的には、「このぐらいの予算で」という金額を自分の中で考えておくことで、リフォームのプランも立てやすくなります。
例えば、8畳の部屋を電気式の床暖房にして、クロスや天井も貼り変えた場合は60万円~、トイレの壁紙・天井・便器もかえて30万円~、お風呂場と脱衣所(洗面台あり)のリフォームでは180万円~、など場所によっても様々です。

見積もり

見積もりは、複数の業者に依頼するのが原則です。これは、適正な価格のチェックと誠意ある見積もりかどうかが比較できるからです。
通常2社~3社に見積もりを依頼するのが適切ですが、各業者には、同じ条件で希望内容を伝え、別の業者からも見積もりを取っていることを話しておくのもマナーです。
ただし、受け取った見積書を他の業者に見せるのはマナー違反ですので注意してください。
基本的に建築業界では、見積もりは無料であるのが一般的ですが、中にはプランニング料を取る業者もありますので、見積もりを依頼する場合は、無料であるかどうかの確認もしておいたほうがいいでしょう。

業者に任せきりにしない

リフォームはそれなりの費用がかかります。業者に任せきりというのも、後々のトラブルの原因になります。リフォームをする前に、事前に情報を収集して、自分なりに勉強しておきましょう。
何も知らないでいたのでは、悪徳業者につかまったり、不要な工事をされてしまったりといったこともないとは限りません。色々調べたり、足を運んだりするのは面倒かもしれませんが、出来上がったときをイメージしながら情報を収集するのも一つの楽しい時間と思って頑張りましょう。

専門雑誌やインターネットで紹介されているリフォーム事例を集めたり、各メーカーのカタログを取り寄せてみるなどして、デザインや機能・特徴を比較したり、リフォーム事例を色々と検討してみましょう。
また、キッチンや洗面台等、商品写真だけでは実際の大きさはわかりにくいので、ショールームに行ったりすることもお勧めです。各リフォーム会社や地域でセミナーを開催していることもあるので参加してみてもいいでしょう。

リフォーム工事

リフォーム工事が開始されると、さまざまな状況が発生してきます。荷物の整理などに伴ってトランクルームに荷物を預けたり、大規模なリフォームの場合は、仮住まいの準備が必要な場合がありますので事前の準備が大切です。
また、工事中は、隣近所へリフォーム工事をする旨の挨拶をしておくことも大切です。工事中は、工事車両の出入りや騒音、振動、ほこり、ごみの発生などでご迷惑をかけることになりますから、事前に知らせておくことがマナーです。

リフォーム工事の完成

工事が完了したら、必ず竣工検査を受けて、引渡しを受けましょう。引渡しを受けるときは、『工事完了確認書』を取り交わすのが一般的ですが、会社の人に立ち会ってもらい、図面通りできているか、仕様書通りに仕上がっているかなどを図面や仕様書と照らし合わせてチェックします。
もし図面と違っていたり、手直しが必要な箇所が見つかった場合は、担当者に指示して直してもらいます。
また、引渡しを受ける際、住んでから見つかった瑕疵についての対応策などについて確認することも忘れないようにしておきましょう。